4月4日に不動産会社と売り主と僕の間で土地の契約を行った。
値段はその地域から考えると格安だった。
また、値段は差し値交渉を行い、当初より1割近く安くしてもらった。
不況の影響とも言えるだろうけれども、現状では全国的に地価は下落しているため、買い手が有利なのかもしれない。
しかし、買い手も現金を持っていなければ立場が弱くなる。
銀行がお金を貸してくれないのだ。
貸し渋りというと貸してもらえなかったものの言い訳みたいになってしまうが、銀行(保険会社)が背負うリスクは不況時には上昇するために簡単には審査が通らない。
ある大手銀は土地の担保価値なしと言うことで一円も貸してもらえることができなかった。
僕自身もいくつか仮審査を行って、一つだけ満額回答だった。
そこを頼みに今回契約に踏み切った。
今週水曜日に銀行に行って本契約を行う予定だ。
今回購入する土地はとんでもない傾斜地だ。
建築を依頼する建築家に見てもらったところ、「建築雑誌でも見たことがない」土地らしい。
建築家も土地を見た段階から構造家と相談してくれた。
さらに土地は川に面しており、下手をすると洪水の影響を受ける場所なのだ。
川面からは10m近く高さがあるものの一級河川に面しているために今後増水しないという約束は誰もしてくれない。
なので、河川局が簡単に建築の許可を出してくれないという情報を交渉以前から聞かされていた。
数名の人が土地の安さと場所の良さから買い取り交渉をしたらしい。
しかし、誰も何かしらの理由で計画が頓挫して土地は残ったままでいた。
いろいろな意味で難しい土地なのだ。
それに挑戦することとなった。
建築的なケーススタディとしては面白いと建築家もそれなりに乗り気になってくれているようだ。
あの土地にどんな建物が建つのか。
現時点では全く予測が付かない。
キーワードであるアクチュアルな住宅をどのように表現できるのか。
楽しみで仕方がない。

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